2018.06.12

神奈川県との医療機器開発・事業化支援 業務提携のお知らせ

この度弊社は、神奈川県(所在地:神奈川県横浜市、県知事:黒岩祐治、以下神奈川県)が実施する、医療機器等の開発実用化支援の一部に関する運営業務の委託を受けましたので、お知らせいたします。

神奈川県では現在、「最先端医療・最新技術の追求」と、「未病の改善」という2つのアプローチを融合させることで、健康寿命の延伸と、新たな市場・産業の創出を目指す、ヘルスケア・ニューフロンティアの取組を進めています。特に、「最先端医療・最新技術の追求」では、神奈川県内外の大学や企業等が持つ、医療機器や再生・細胞医療等に係る有望な研究シーズを実用化するための各種施策を実施しております。この度、弊社は本施策の支援業務の一部として、医療機器の実用化支援を請け負うこととなりました。
弊社は今後も、各地方自治体様との連携を進め、日本発の医療イノベーションの創出を実現し、さらなる医療の質の向上を目指して参ります。

■参考:現在、神奈川県、及び(地独)神奈川県立産業技術総合研究所が連携して推進している代表的なプロジェクトの概要
(1)貼るだけで自律的に機能する次世代人工膵臓となる機器の開発
糖尿病においてインスリン療法は重要な位置を占めますが、投与量調整、投与の煩雑さなど多くの課題が存在します。「貼るだけ自律型次世代人工膵臓」は、機械不要・一週間連続使用可能・安全安価で、糖尿病のアンメットメディカルニーズ(長期的な血糖管理・低血糖の回避等)の解決を目指すものです。
(2)再生毛髪の大量調製革新技術の開発
抗がん剤治療の副作用による脱毛や男性型脱毛症は、直接生命を脅かしませんが、本人のQOLに大きく影響します。「再生毛髪の大量調製」は、毛包原基の大量培養を行い患者への移植を行うもので、安全性・コスト面に優れ、現治療の植毛等に変わる脱毛症の根本的な治療提供を目指すものです。

■神奈川県記者発表資料「医療機器や再生・細胞医療等に係る研究シーズを募集」2018年05月31日
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/mv4/prs/r0407811.html
(最終アクセス:2018年6月6日)

■神奈川県 概要
法人名:神奈川県( http://www.pref.kanagawa.jp/index.html
県知事:黒岩 祐治
所在地:神奈川県横浜市中区日本大通1

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社日本医療機器開発機構
TEL:03-6262-3322
FAX:03-6262-3022
MAIL:info@jomdd.com
担当:高畑、石倉