2018.08.24

弊社研究開発者の研究課題が、AMED「平成30年度 開発途上国・新興国等における医療技術等実用化研究事業」に採択されました

東南アジア諸国連合(ASEAN)地域は、過去10年間に高い経済成長を見せており、公衆衛生環境の改善とともに、感染症が減少してきておりますが、代わりに、死因における心疾患を始めとする非感染症疾患NCDsの比率が増加しており、ASEAN4カ国(タイ・マレーシア・ベトナム・インドネシア)では其々70%を超えている状態にあります。
弊社では、世界各国の医療に貢献する製品の開発を進めています。特に新興国においてはコストメリットの高い医療が必要とされており、弊社の「大動脈弁再建術に使用するサイザーセット(AVNeo™ Sizer System)」も従来の術法と比較すると大幅なコストダウンができることから、東南アジアでの評価を高めています。
そしてこの度、弊社研究開発者の研究課題がAMED「平成30年度 開発途上国・新興国等における医療技術等実用化研究事業」に採択され、弊社の新興国における研究開発を一層前進させることとなりました。
本研究では、虚血性心疾患に対するプライマリヘルスケアのアンメットニーズを満たす、ウェアラブル心電計診断システムの製品化を実現することを目指しています。

■国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
「開発途上国・新興国等における医療技術等実用化研究事業」
https://www.amed.go.jp/program/list/02/01/007.html

平成30年度 「開発途上国・新興国等における医療技術等実用化研究事業」に係わる公募の採択課題について
https://www.amed.go.jp/koubo/02/01/0201C_00038.html