2022.12.19

インプラント型人工腎臓の事業化支援を開始

 株式会社日本医療機器開発機構(本社:東京都中央区、代表取締役:内田 毅彦、以下JOMDD)は、慶應義塾大学理工学部教授 三木 則尚氏の研究開発プロジェクト「透析患者を自由にするインプラント型人工腎臓の研究開発」(以下、「本プロジェクト」)の事業化支援を開始いたしました。
 JOMDDは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の大学発新産業創出プログラム(以下、「START」)の事業プロモーターに選ばれていますが、本プロジェクトはSTARTにおける「プロジェクト支援型」に2022年10月に採択されました。JOMDDはSTART事業の一環としてプロジェクトマネジメントを担当し、知財や薬事の側面等を含む事業化を支援いたします。

■概要
・プロジェクト名称:透析患者を自由にするインプラント型人工腎臓の研究開発
・研究代表者:慶應義塾大学理工学部教授 三木 則尚
・事業プロモーターユニット代表実施機関:株式会社日本医療機器開発機構
・プロジェクト概要:
長期間の血液ろ過機能・抗血栓性を持つインプラント型人工腎臓(i-Azinzo)を実用化する。さらに本人工腎臓により通院透析頻度を低減するハイブリッド腎代替療法開発にも取り組み、透析患者のQALY(質調整生存年)の向上に貢献するベンチャー企業設立を目指す。

研究代表者:慶應義塾大学理工学部教授 三木 則尚 氏
専門分野: マイクロ・ナノ、医療工学、人間工学、インタラクション
プロフィール: 2001年東京大学大学院工学系研究科機械情報工学博士課程修了。博士(工学)。マサチューセッツ工科大学航空宇宙工学科ポスドク研究員、リサーチエンジニアを経て、2004年より慶應義塾大学理工学部機械工学科専任講師。2017年より同教授。マイクロ・ナノ工学をベースに、医療やICTへの応用研究を遂行中。2017年5月に新しい減塩を実現する株式会社LTaste創業。

■問い合わせ先■
JOMDD(株式会社日本医療機器開発機構)
TEL:03-6262-3322、FAX:03-6262-3022、MAIL:info@jomdd.com 
広報担当:高畑